XMTradingは海外業者なのでマイナンバーの提出は不要

取引業者は国内業者と海外業者があり、DMM FXなどの国内業者を利用するユーザーはマイナンバーの提出が必要です。

一方、XMTradingなどの海外業者を利用するユーザーはマイナンバーの提出が不要です。

マイナンバーカードの見本

XMTradingの基本情報

XMTrading(エックスエムトレーディング)は、海外の取引業者が運営をしているブランドです。主な取引商品はFXで、その他に株式、株式指数、貴金属、エネルギー、コモディティ、仮想通貨があります。

運営会社

  • Tradexfin Limited(セーシェル)
  • Fintrade Limited(モーリシャス)

ライセンス

Tradexfinはセーシェル金融庁から、Fintradeはモーリシャス金融サービス委員会から証券ディーラーライセンスを交付されています。

XMグループ

XMTradingの運営会社を所有しているXM Groupは、196カ国でサービスを展開している世界最大規模の国際為替取引業者です。

マイナンバーを提出しなくていい理由

XM(XMTrading)はマイナンバーを提出せずに利用できます。その理由は、XMが海外業者だからです。

XMなどの海外業者は、ユーザーのマイナンバーを記載しなければいけない支払調書という資料を日本の税務署に提出していないので、ユーザーのマイナンバーを取得する目的がありません。

一方、国内業者は税務署への支払調書の提出を義務付けられているので、ユーザーのマイナンバーを取得しなければいけません。だから、ユーザーにマイナンバーの提出を求めます。

支払調書とは?

支払調書(しはらいちょうしょ)は税務署への提出が義務付けられている法定調書の1つで、支払いをする者が、誰にいくら支払ったかを記載した書類(資料)です。

この書類には、支払先の個人番号又は法人番号を記載しなければいけません。

・公式サイト:XMTrading

納税者識別番号(TIN)は別のもの

XMの登録手続きの中に、納税者識別番号(TIN)についての項目があります。

マイナンバーではない

このTINは、アメリカの内国歳入庁が発行する納税者番号のことで、日本のマイナンバーのことではありません。

いいえを選択

TINを持っていない方は、この項目では「いいえ」を選択してください。

マイナンバーカードは認証に使える

マイナンバーが記載されたマイナンバーカードはXMの認証に利用できます。

認証

XMの認証は、本人確認などのことで、この認証が完了するとXMの全てのサービスを利用できるようになります。

提出

提出方法は画像のアップロードです。マイナンバーカードなどの確認書類を撮影して、その画像をXMのサイトからアップロードします。

確認書類の画像がアップロードされると、XMはユーザーが登録した情報と提出書類に記載されている情報が一致しているかを確認します。書類に問題が無ければ認証が完了します。

取引開始までの手続き

【1】登録

XMのサイトまたはアプリで登録(口座開設)を行います。登録の条件は「18歳以上」だけなので、80歳以上の方や、無職の方も登録ができます。なお、登録は無料となっています。

【2】認証

身分証などの画像をアップロードして認証を完了させます。XMは本人確認と住所確認を行っているので2通の書類を提出します。

【3】入金

開設された取引口座に取引資金を入金します。入金に利用できるのは、銀行送金、クレジットカード、デビットカード、オンラインウォレットなどです。

XMの登録について

ブランド

XMは、TradexfinとFintradeの2社が運営をしているので、登録手続きのなかに、利用する会社を決めるブランドという項目があります。(以下、選択項目)

  • Tradexfin Limited – 規制機関はFSA
  • Fintrade Limited – 規制機関はFSC

この選択で変わることは規制当局だけで、Tradexfinを選ぶとセーシェル金融庁(FSA)に、Fintradeを選ぶとモーリシャス金融サービス委員会(FSC)になります。

規制当局がどっちになっても利用するのはXMTradingなので内容は同じです。この項目でどっちを選んだらいいか分からないときは、初期のころから運営をしているTradexfin(トレードフィン)を選んだらいいと思います。

・公式サイト:XMTrading

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