XM(XMTrading)の取引プラットフォームはMT4とMT5です。この2つはChromeBookなどのChromeOS搭載機種でも利用ができます。

ChromeOSの基本知識
ChromeOSとは
ChromeOS(クロームオーエス)は、アメリカ企業のGoogleが設計したオペレーティングシステム(OS)です。このOSは、ブラウザのGoogle Chromeをメインのユーザーインターフェイスとして使用します。
・公式:ChromeOS
特徴
ChromeOSは、ほとんどの作業をブラウザのGoogle Chrome上で行います。また、データをクラウドに保存します。そのため、ChromeOS搭載機種はストレージ容量を少なめにしているものが多いです。
機種名
ChromeOSを搭載したノートパソコンにはChromeBook(クロームブック)、デスクトップパソコンにはChromebox(クロームボックス)という名称が商品名に入っています。
- ノート:ChromeBook
- デスクトップ:Chromebox
ChromeBookで使えるMT4・MT5は「WebTrader」
XMの取引プラットフォームのラインナップの中で、クロームブックなどのChromeOS搭載機種で利用ができるのはWebTraderです。
WebTraderとは
WebTrader(ウェブトレーダー)はXMの取引プラットフォームの1つで、ブラウザ版のメタトレーダーです。ちなみに、開発元のMetaQuotes(メタクオーツ)はこのソフトのことをWeb版と名付けています。
特徴
WebTraderは、あらゆるOS上のあらゆるブラウザで取引を可能にします。取引をするためにソフトウェアをインストールする必要はありません。いつも利用しているブラウザでアクセスができます。
バージョン
- MT4 WebTrader
- MT5 WebTrader
推奨環境
XMは、デスクトップパソコンまたはノートパソコンでの利用を推奨しています。
・公式サイト:XMTrading
WebTraderのメリット
XMのWebTraderにはインストール版には無いメリットがあります。
インストール不要
WebTraderはブラウザ上で動作する「Webアプリケーションソフトウェア」なので、端末にソフトウェアをインストールする必要がありません。
低スペックでも使える
高性能なCPUを必要とせず、また、メモリの使用量が少ないため低スペックの端末でも動作します。ブラウザでYouTubeの動画を見れるくらいの性能があれば大丈夫です。
利用端末が限定されない
WebTraderへのアクセスは、サイトのページにアクセスするのと同じなので、ブラウザでウェブサイトを閲覧できる端末があればWebTraderへのアクセスができます。つまり、自宅以外にあるパソコンでも利用可能です。
WebTraderのデメリット
WebTraderは「簡易版」なので以下のような制限があります。
機能の制限
- 複数のチャートを表示できない
- 搭載インジケーターが少ない
- カスタムインジケーターが使えない
- EAが使えない
- ニュースなどのマーケット情報が無い
WebTraderを利用するまでの手順
登録済みの場合
- XMTradingのサイト
- プラットフォーム
- WebTrader
- WEBTRADERへアクセス
未登録の場合
- 新規登録
- 認証
- XMTradingのサイト
- プラットフォーム
- WebTrader
- WEBTRADERへアクセス
XMTradingについて
XMTradingとは
XMTrading(エックスエムトレーディング)は、海外の取引業者が運営をしているブランドです。主な取引商品はFXで、その他に株式、株式指数、貴金属、エネルギー、コモディティ、仮想通貨があります。
運営会社
- Tradexfin Limited(セーシェル)
- Fintrade Limited(モーリシャス)
ライセンス
Tradexfinはセーシェル金融庁から、Fintradeはモーリシャス金融サービス委員会から証券ディーラーライセンスを交付されています。
XMグループ
XMTradingの運営会社を所有しているXM Groupは、196カ国でサービスを展開している世界最大規模の国際為替取引業者です。
・公式サイト:XMTrading
XMの登録(口座開設)について
ブランド
XMは、TradexfinとFintradeの2社が運営をしているので、登録手続きのなかに、利用する会社を決めるブランドという項目があります。(以下、選択項目)
- Tradexfin Limited – 規制機関はFSA
- Fintrade Limited – 規制機関はFSC
この選択で変わることは規制当局だけで、Tradexfinを選ぶとセーシェル金融庁(FSA)に、Fintradeを選ぶとモーリシャス金融サービス委員会(FSC)になります。
規制当局がどっちになっても利用するのはXMTradingなので内容は同じです。この項目でどっちを選んだらいいか分からないときは、初期のころから運営をしているTradexfin(トレードフィン)を選んだらいいと思います。
マニュアル
登録手続きのすべてを説明している「XM口座開設マニュアル」を見ながら作業をするとスムーズに手続きができます。
・公式サイト:XMTrading