XMTradingはユーザーの様々なニーズに対応するために、取引条件などが異なる4種類の取引口座を用意しています。

各取引口座の特徴
Standard
Standard口座は、XMの全てのサービスを最大限利用できる唯一の口座です。そのため、4つの取引口座の中で利用者が1番多いです。
この口座は万能型なので、あらゆる取引に対応しています。
Micro
Micro口座は、コントラクトサイズ(1ロットあたりの量)が他の口座の100分の1に設定されているので、4つの取引口座の中で最も少ない量を取引できます。
KIWAMI
KIWAMI口座は、取引コストが1番安い口座です。そして、4つの取引口座の中で唯一スワップフリー銘柄があり、その銘柄の取引ではスワップポイントが発生しません。
Zero
Zero口座は、FXのスプレッドが最も狭い口座です。また、この口座だけ取引手数料が発生します。
・公式サイト:XMTrading
1ロットあたりの量の違い
- Standard:10万通貨
- Micro:1,000通貨
- KIWAMI:10万通貨
- Zero:10万通貨
ロットとは
ロットとは、取引量の単位のことです。例えば、1ロットが10万通貨の場合、注文の際に取引量を1にすると10万通貨を取引することになります。
ちなみに、1ロットあたりの量のことをXMでは「コントラクトサイズ」と呼びます。
取引量に影響
取引量の最大・最小サイズはロット数で決められているので、取引量の基準となる1ロットあたりの量が変わると最大・最小の取引量が変わります。
例えば、最小サイズが0.01ロットの場合、1ロットが10万通貨だと最小取引量は1,000通貨です。1ロットが1,000通貨だと10通貨になります。
必要証拠金に影響
1ロットあたりの量が違うと同じロット数を取引しても取引量が違うので、必要証拠金も違います。以下は1ドル140円のドル円、レバレッジ1,000倍で計算したものです。
- 10万通貨:14,000円
- 1万通貨:1,400円
- 1,000通貨:140円
- 100通貨:14円
- 10通貨:1.4円
最大レバレッジの違い
- Standard:最大1,000倍
- Micro:最大1,000倍
- KIWAMI:最大1,000倍
- Zero:最大500倍
レバレッジとは
レバレッジは取引資金を増やす仕組みで、その効果の表現には10倍、20倍のように倍が使われます。このレバレッジは、取引口座に入っている資金(証拠金)にかけられます。
例えば、10万円の資金に1000倍のレバレッジをかけると、1億円分の取引が可能となります。
必要証拠金に影響
1ドル140円のドル円を10万通貨取引するときの必要証拠金(取引をする為に必要なお金)は、レバレッジをかけなかったら1,400万円です。レバレッジ1,000倍をかけると14,000円です。
つまり、レバレッジの数値が高くなると、必要証拠金は少なくなります。
1,000倍の例
レバレッジ1,000倍でドル円を取引するときの必要証拠金は以下のようになります。
- レート:140円
- ロット数:1(10万通貨)
- レバレッジ:1,000倍
- 計算:140×100,000÷1,000=14,000
この条件の場合、必要証拠金は14,000円です。取引サイズを最小の0.01ロットにすると140円になります。
500倍の例
レバレッジ500倍でドル円を取引するときの必要証拠金は以下のようになります。
- レート:140円
- ロット数:1(10万通貨)
- レバレッジ:500倍
- 計算:140×100,000÷500=28,000
この条件の場合、必要証拠金は28,000円です。取引サイズを最小の0.01ロットにすると280円になります。
スプレッドの違い
- Standard:最低1ピップ
- Micro:最低1ピップ
- KIWAMI:最低0.6ピップ
- Zero:最低0ピップ
スプレッドとは
スプレッドとは売値と買値の差のことで、実質的な取引コストです。
取引コストに影響
ドル円を10万通貨取引したときに、スプレッドが2pipsだった場合、スプレッドコストは2,000円です。スプレッドが1pipsだった場合、コストは1,000円です。
つまり、スプレッドが狭く(小さく)なると取引コストは安くなり、スプレッドが広く(大きく)なると取引コストは高くなります。
ドル円の場合
記事作成時のドル円のスプレッドは以下のようになっています。
- Standard:2 pips
- Micro:2 pips
- KIWAMI:0.9 pips
- Zero:0.2 pips
ドル円のスプレッドコスト
上記のスプレッドの場合、1ロット(10万通貨)を取引するとスプレッドコストは以下のようになります。
- Standard:2,000円
- Micro:2,000円
- KIWAMI:900円
- Zero:200円
取引量を1万通貨にするとスプレッドコストはこの金額の10分の1に、1,000通貨にすると100分の1になります。
スワップの違い
- Standard:あり
- Micro:あり
- KIWAMI:なし
- Zero:あり
スワップポイントとは
スワップポイントは、金利差を調整するお金です。このポイントはプラスとマイナスがあり、プラスの場合はポイント分のお金を受け取れます。一方、マイナスの場合はポイント分のお金を支払います。
スワップポイントはポジションを次の営業日に持ち越すと発生するので、プラススワップのポジションを保有し続けると毎日ポイント分のお金を受け取れます。
あり・なしの違い
スワップがある口座はスワップポイントが発生するのでポイント分の受け取り・支払いが行われます。
スワップがない口座はスワップポイントが発生しないのでポイント分の受け取り・支払いは行われません。
スワップポイントの例
記事作成時のドル円のロングスワップ値(7.08)で計算をするとスワップポイントは以下のようになります。
- 取引量:10万通貨
- スワップ値:7.08
- 少数桁:0.001
- 計算:100,000×7.08×0.001=708
この条件の場合、1日分のスワップポイントは708円です。
豆知識
KIWAMI口座でスワップが無くなるのは、FXと貴金属の厳選銘柄のみです。スワップフリー銘柄を知りたい方は「KIWAMI口座」をご覧ください。
手数料の違い
- Standard:なし
- Micro:なし
- KIWAMI:なし
- Zero:あり
手数料とは
XMTradingの取引手数料は、ユーザーが取引をしたときにXMに支払うお金です。
取引コストに影響
手数料があると取引コストが増えます。
いくら?
手数料は、10万ドルの取引に対して、発注で5ドル、決済で5ドル、往復で10ドルです。
ドル円の手数料
- レート:140円
- 取引量:10万通貨(1ロット)
- 計算:140×100,000×0.0001=1,400
この条件の場合、往復の手数料は1,400円です。取引サイズを最小の0.01ロットにすると14円になります。もっと詳しく知りたい方は「Zero口座」をご覧ください。
入金ボーナスの違い
- Standard:あり
- Micro:あり
- KIWAMI:なし
- Zero:なし
入金ボーナスとは
入金ボーナスは、取引口座に資金を入金すると受け取れるボーナスです。受け取ったボーナスは取引に利用できます。
仕組み
入金ボーナスは、100%と20%の2段階になっています。
1段目の100%は、入金額の100%をボーナスとして受け取れます。例えば、1万円を入金した場合、受け取れるボーナスは1万円です。100%は500ドルが上限なので、500ドル分のボーナスを受け取ると終わります。
2段目の20%は、入金額の20%をボーナスとして受け取れます。例えば、1万円を入金した場合、受け取れるボーナスは2千円です。20%は10,000ドルが上限なので、10,000ドル分のボーナスを受け取ると終わります。
100%と20%の上限を合わせると10,500ドルで、これを1ドル140円で計算すると147万円です。
・公式サイト:XMTrading